友琳の庭

友琳の庭

概要

昭和44年(1969年) 昭和の大作庭家 重森三玲が京都誂友禅共同組合から依頼を受けて作庭した庭園です。

このデザインは尾形光琳や宮崎友禅斎の先進的芸術を尊重し、束熨斗(たばねのし)模様にヒントを得て、池庭を中央に、その周囲を岩庭とし、一部枯山水を配置した池泉鑑賞式庭園で、伝統的な日本庭園の中に近代的な味わいを盛り込んだ近代日本庭園の傑作といわれています。

重森三玲自ら、友禅斎の(友)と光琳の(琳)から友琳の庭と命名し、会館の名前も友琳会館となりました。平成11年12月に友琳会館の閉館に伴い、故郷である岡山県上房郡賀陽町(現在の加賀郡吉備中央町)が無償で譲り受け、平成14年9月に賀陽庁舎へ移設復元されました。


住所・連絡先

住所
電話番号
交通
ホームページ
岡山県加賀郡吉備中央町豊野1-2
0866-54-1301
岡山自動車道 賀陽ICから 車で15分
http://www.town.kibichuo.lg.jp/

感想

岡山から車で約1時間の場所に、重森三玲が生まれた町、吉備中央町があります。重森三玲はずっと京都の人だと思っていたので、岡山出身と知って意外な感じがしました。

友琳の庭は、吉備中央町賀陽庁舎の中にあり、誰でも気軽に鑑賞する事ができます。また、休日訪れても庁舎の2階に上がることができるので、庭全体の景観を楽しむことができます。

庭は、石でアールを重ねて描いた文様が和風でありながらモダンと言った表現がピッタリです。また、うずまきがありながら水が滞りなく流れていくので、水勾配の取り方に感心させられます。

なかなか気軽に行ける場所ではありませんが、町内に重森三玲記念館もありますので、三玲が好きな方は是非訪れてみてください。


写真(クリックすると拡大します)


友琳の庭 友琳の庭 友琳の庭

庭園

庭園

庭園

友琳の庭 友琳の庭 友琳の庭

庭園

裏庭

庁舎の2階から

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造園メニュー

岡山 太陽のそばの果樹園
〒716-1131
岡山県加賀郡吉備中央町上竹688-2

園主写真



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