竹垣作成 |
庭に四ツ目垣を作成してみましたので、紹介します。
今回は、両脇に親柱、中間に間柱の2間の四ツ目垣を2箇所作りました。(クリックすると拡大します)
真の四ツ目垣 |
行の四ツ目垣 |
1箇所目は「真」の四ツ目垣です。四ツ目垣は「真」「行」「草」の3種類(三庭相という)あります。「真」は規則正しく竹を配置し、「行」「草」になるにしたがって遊び心を入れて、竹の配置を崩していくことを言います。
まず位置決めです。1間(約1.8m)間隔に柱を3本立てます。穴を掘り、基本となる親柱を立てこみ、よく突棒で突きながら埋め戻します。柱が1直線状に並ぶように間柱、端の親柱も立てこみます。
次に、胴縁を釘締めて上から付けていきます。そして、親柱と間柱の天端に水糸を張り、その水糸に合わせて立子の天端を合わせて立てこんで行きます。最後に、胴縁と立子を男結びで結束します。
2箇所目は、ちょっと遊びたくて「行」の四ツ目垣を作ってみました。作り方はほとんど同じですが、立子を部分的に2本付けています。
施工後、アサガオ、ゴーヤなどの種を播き、夏には美しい花と美味しいゴーヤが楽しめました。(クリックすると拡大します)