大さん橋 |
安政6年(1859年) 横浜港が開港し、明治27年(1894年)通称メリケン波止場と呼ばれる鉄桟橋が造られました。その後、永く使用されてきましたが、老朽化に伴い、平成12年(2000年)に新たに造り変えられました。
この新ターミナルは横から見ると波のうねりをイメージしており、客船、港との融合を心がけたデザインとなっています。また「庭のような港」がコンセプトとなっており、2階部分はイペ材のデッキ仕上げと芝生が植えられています。ここは、平成18年(2006年) 愛称を募集し、「くじらのせなか」となりました。
改修された横浜の玄関「大さん橋」に行ってきました。
ここの見どころはなんといっても2階部分(屋上)にある広大なウッドデッキと芝生です。ここは波をイメージしているので平に整形されておらず、ウッドデッキと芝生ということもあり、まるで遊園地の子供の遊び場といった感じです。左右とも海なので潮風が心地よく抜けていきます。景色はいうまでもなく最高で、右手にはベイブリッジと山下公園、左は象の鼻パークと赤レンガ倉庫が見え、その奥にみなとみらい21が浮かび上がっています。
芝生は屋上緑化の技術を生かしていると思いますが、残念ながら立ち入り禁止です。もっとも立ち入り自由なら桟橋ではなく公園になって、ある意味収拾がつかなくなってしまいますが。
大さん橋は海の上にあるので、この近辺の公園より景色はいいです。ちょっと足を延ばして行ってみましょう。