平成庭園 |
東京都江戸川区 行船公園の中にある築山池泉回遊式庭園です。
行船公園は昭和8年(1933) 地元の名士であった田中源氏が区民の生活文化向上と福祉増進のため東京市に寄付し、昭和25年(1950)に東京都から江戸川区に管理権が移譲されたのを機に公園として整備されました。公園の名称の「行船」は田中源氏の屋号から付けられたと言われています。平成元年(1989) 行船公園の北側を改修し、築山池泉回遊式庭園が作庭されました。
湧心池から湧き出す清流が流れ込む潮入りの池は、東京湾の潮の干満にならって池の水位を上下させ、庭園の風景に変化をもたせる工夫がなされています。池辺をめぐる散策路は、つつじ山から深山幽谷を思わせるもみじ谷と導かれ、大滝を眼前にのぞみながら広々とした芝生広場へ到ります。数寄屋造りの源心庵も見ものです。 面積 約10,200㎡
平成に出来た新しい庭、東京都江戸川区の「平成庭園」に行ってきました。
ちょうど源心庵の改修工事が完了したので、幸運なことに美しい庭園の姿を観賞することができました。やっぱり新しい庭だけのことだけあって、どこから見ても美しく、絵画を鑑賞しているようでした。この庭園は、石組が素晴らしく、惜しげもなく流れ、池泉にふんだんに大きな石を配しています。源心庵などに目が奪われがちですが、よく見て下さい。石も見事ですよ。
また、付近は緑地が多く、行船公園のみならず隣接して都立宇喜田公園も開園されています。行船公園には釣堀が、都立宇喜田公園には多目的グランドや最近設置された遊具の広場がありますので、家族、友人とのレクリエーションの一環として庭園観賞も楽しいですよ。