ホテルニューオータニ |
約400年前、戦国武将の加藤清正が下屋敷を構え、樹木や灯篭を据えたのが始まりで、今でも庭園内に残っています。江戸時代に井伊家中屋敷となり、その後、伏見宮邸宅を経て、ホテルニューオータニの創業者 大谷米太郎がこの土地を取得しました。庭園は大谷自ら指揮をとって造り上げ、これが現在の池泉回遊式庭園の基礎となっています。
庭園は約10,000坪と広大で、庭専用のスタッフが日々手入れしています。高さ6m、約3~5トンの組石82個と5トンの玉石を積み上げた大滝はとても雄大です。
高級ホテルで有名なホテルニューオータニの日本庭園に行ってきました。
ホテルに入りましたが、どこから庭にいけるの分からず、庭の入口を探してウロウロしてしまいました。やっとのことで庭にたどり着き入っていくと、園路の植栽が整然と刈り込まれていることに清潔感を感じました。大滝はその名のとおりダイナミックで、後ろの建物 ザ・メインを併せた景観は見事です。
大滝の上には清泉池があり、大滝のダイナミックな景観とは異なり、おっとりして落ち着く空間になっています。太鼓橋、和楽庵、枯山水、赤玉石、灯篭などの添景を見ながら散策するのはとっても気持ちいいですよ。