大船植物園 |
元は神奈川県農業試験場で、大正時代から改良、育成されたシャクヤクやハナショウブ、体系的に収集してきたバラ、シャクナゲを栽培しており、昭和37年(1962年) 神奈川県内の観賞植物の生産振興と花卉園芸の普及のため、大船植物園として開設されました。
現在、約5,300種もの植物を育成しており、そのうち、平成4年(1992年)に開園30周年を記念して建て替えられた観賞温室には、約1,300種の熱帯・亜熱帯の植物を観賞することができます。
また、花と緑にちなんだ展示会、園芸教室、園芸相談など楽しみながら植物を学ぶ場としても活用されています。 面積63,893㎡
神奈川県立の植物園 フラワーセンター大船植物園 に行ってきました。
入口を入ると視界が開け、そしてプランターの多くの草花に迎えられます。右手に行くと、こじんまりとした和風庭園「吹合の庭」があります。さらに奥に行くと、綺麗に管理された芝の広場があり、花壇に涼しげなブルーのサルビアが咲いていました。
観賞温室は熱帯・亜熱帯の色鮮やかな花が咲き乱れており、散策するだけで気分が高揚してきます。観賞温室の前には花のトンネルがありました。ここには面白い形のヒョウタンがたくさん生っており、おみやげに取りたくなりました。
ジャクナゲ、バラ、ツバキ、サルスベリ、ハナショウブなどエリア毎に分けて栽培しているので、花期には多くの人が訪れます。8月ということもあり、サルスベリの赤、紫、白の花が美しく咲いていました。以前聞いたのですが、ここではうどんこ病に耐性のあるサルスベリを開発したとのことですので、来園した時は探してみてはいかがですか。
ここは1回だけではなく、季節毎に訪れ、是非花の移り変わりを楽しんでください。