東南植物園 |
昭和45年(1970)2月、前身の大林農園を植物園として改修し、東南植物園として開園した民間の植物園です。敷地約40万㎡。東南アジアや南米産の熱帯、亜熱帯植物約2000種類が植えられた沖縄を代表する植物園。
沖縄の亜熱帯性海洋気候を最大限に生かして、温室ではなく自然のもとで熱帯・亜熱帯の植物を栽培する日本最大の熱帯植物園です。また、3つの大池(錦ヶ池、グリーンレイク、ポリネシアンレイク)と広大な芝地は公園として楽しめる水上楽園として整備されています。隣接する「風楽風遊の森」は、鬱蒼とした遊歩道や土産物屋があり、違った趣が楽しめます。
民間の植物園のため、拡張、整備工事はほとんど社員で行っていましたが、残念ながら平成22年(2010)12月29日で一時休園となりました。
詳しく写真を撮影しながら歩いて散策しましたので、7月ということもあり、汗ダクダクで大変でした。家族で来るのあれば、「トラム」という園内を周遊する乗り物で案内を聞きながらまわったほうがいいのかもしれません。
園内は「東南植物園」と「風楽風遊の森」の2つのゾーンに分かれており、東南植物園で入場料¥1,000を支払うと、「風楽風遊の森」で使える¥500のチケットをもらえるます。飲食もできるので、昼食を食べるならお得ですね。
園内の植物は熱帯、亜熱帯の植物ばかりなので、見たことのない植物に驚かされます。正直ほとんど初めて見ました。それだけでも見に行く価値はあると思います。花は鮮やかで楽しませてもらえます。また、広大な湖が多くあり、いったい水はどこから引いて来ているのか不思議に思いました。湖のハスも見事です。
「風楽風遊の森」熱帯の森といったイメージで少しうす暗く、ジメッとした場所です。花と蝶の館など見るところもありますが、土産物屋、飲食をする場所と思ったほうがいいと思います。
残念ながら現在休園中です。植物の生育が旺盛な沖縄で、これだけの規模の園地を維持管理するのは想像を絶する作業だと思いますが、また再開していただきたい植物園ですね。