竹富島 |
竹富島は自転車を借りて回れば半日もかからないような小さな島です。 山のない平坦な地形で、展望台を除けば集落の家の屋根が島で一番高いと言われています。
「タキドゥン(テードゥン)」とも呼ばれ、昔ながらの家並みが大切に守られていて、赤瓦の民家やシーサー、白砂を敷き詰めた道と琉球石灰岩の塀や一年中咲き乱れるハイビスカスやブーゲンビレアといった、誰もがイメージする沖縄の原風景がそのまま残っています。
石垣島から最も近いという地理的条件にも恵まれ、八重山諸島のなかでは石垣島に次いで訪れる観光客が多い島です。また、一年を通して数多くの祭礼が継承され、実施されています。 特に陰暦の9、10月中の甲申(きのえさる)の日から10日間に渡って島をあげて盛大に行われる種子取祭(タナドゥイ)は約600年の伝統があると言われており、国の「重要無形民族文化財」の指定を受けています。
島にはむやみな開発を避け古来からの自然や文化を守るための独自の憲章があります。 昔ながらの街並や文化を保存しようとする意識が非常に高く、島民たちの努力の成果により沖縄の原風景とも言える風景が現在まで残り、それがそのまま観光資源として生かされています。集落は昭和62年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。面積5.42平方㎞ 周囲9.2㎞ 人口 約320人
民謡「安里屋ユンタ」で有名な竹富島に行ってきました。島はきれいな白砂の道と鮮やかな花、赤瓦の家に囲まれています。竹富島憲章で、住民が毎日清掃しているからこれだけの管理ができているのですね。水牛車に乗って三線を聞きながら、美しい島内を見て楽しい休日を過ごすことができました。