ベッコウタケ |
分類 | 担子菌類 | 目/科 | ヒダナシタケ目サルノコシカケ科 |
腐朽型 | 白色腐朽 | 病名 | 根株心材腐朽病 |
発生樹木 | 広葉樹。特にマメ科、サクラ、リンゴ類 | ||
特徴 | 直径3~20cm、厚さ0.5~5cmの傘を形成し、複数の傘が重なり合うこともあります。
傘は、周縁部は薄黄色、中心部は薄茶色~赤褐色~黒褐色に変化し、環紋を形成します。子実層托は管孔状で、孔口は微細で1㎜に6~7個あります。胞子は類球形で、5~7×4.5~5.5μm程度になります。 最強の根株腐朽菌で、子実体が発見された場合、根株に大規模の腐朽が広がっていると推定されます。子実体は1年生。発生初期は黄橙色のこぶ状、次第に半円形に広がります。マメ科の樹木は感受性が高いので、ベッコウタケの被害地ではエンジュやニセアカシアの植栽は避けることが賢明です。 |
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