海洋博公園 |
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海洋博公園は、沖縄国際海洋博覧会を記念して、昭和51年(1976年)8月に博覧会跡地に建設された国営公園です。
公園は大きく3つのエリアに分かれていて、歴史・文化のエリアには、東南アジア諸国の海洋民族の漁具など約1000点が展示されている「海洋文化館」、琉球列島の古民家を再現した「おきなわ郷土村」、沖縄最古の歌謡集「おもろさうし」にうたわれている植物のうち、22種を展示した「おもろ植物園」などがあります。
海のエリアは、マンタやジンベイザメを飼育している世界最大級の水族館「美ら海水族館」、イルカショーが人気の「オキちゃん劇場」、メキシコ政府から贈られたマナティーがいる「マナティー館」、ウミガメを観察できる「ウミガメ館」、イルカの能力や人工尾びれのイルカを観察できる「イルカラグーン」、人口ビーチの「エメラルドビーチ」などがあります。
花・緑のエリアは、ランや熱帯果樹・花木を演出展示している「熱帯ドリームセンター」、東シナ海に沈む美しい夕陽が見れる「夕陽の広場」、さまざまな植物見本区や緑の相談所がある「熱帯・亜熱帯都市緑化植物園」などがあります。
沖縄の海洋博公園に行ってきました。
感想は、とっても広い、広すぎるというのが印象です。南ゲートから入ると、歩いても歩いても美ら海水族館まで着きません。園内を走る電気遊覧車がありますが、有料なのでここに来る時はいつも歩いています。
まず、熱帯・亜熱帯都市緑化植物園に入ります。ここは植物に関する書籍が充実していて、誰もが閲覧することができました。また、植物に関する様々な展示や、植物相談など、言うなれば、植物の学術的な施設です。植物を勉強したい人にはピッタリの場所です。
次に、熱帯ドリームセンターに向かって歩いていくと、園路脇に酸性植物見本区、ハーブ見本区、耐潮風植物高木区、地被植物見本区など、様々な特徴のある樹木を一同に植栽しています。芝に関しては、下に写真を掲載しましたので、是非見て下さい。なかなか芝を対比して見ることもないので、けっこう面白いですよ。
熱帯ドリームセンターは、熱帯特有の花木、果樹など植栽しています。本州では見ることのない植物ばかりなので、不思議な気持ちで園内を見ていきます。やっぱり熱帯植物ですね。ほとんど色鮮やかで、目を楽しませてくれます。また、ここは建築物の雰囲気が良く、ヨーロッパを思わせる回廊、遠見台は秀逸ですね。物見台からの海の景色は神々しく、自分で撮影したのに何かプロが撮影したように感じられ、珍しく印刷して飾っておきたいと思わされました。
海洋文化館は、海と海人の歴史を展示している博物館で、実際に使用していた船などを鑑賞することができます。また、プラネタリウムも楽しめるので、暑くて疲れたら、ここで一休みもいいですね。
沖縄美ら海水族館は、ページが大きくなりますので、別ページにしました。
那覇空港から距離はありますが、沖縄の植物、海が楽しめるので、沖縄でレジャーしたい人はもとより、沖縄の自然について知りたい人は是非訪れてみてはいかがでしょうか? 損はしないと思いますよ。