浄妙寺

浄妙寺庭園

概要

浄妙寺は源頼朝の忠臣、足利義兼が文治4年(1188年)に創建し、初めは極楽寺と称しました。開山は退耕行勇律師で、当初は密教系の寺院でしたが、月峯了然が住職になってから禅刹に改められ、同時に浄妙寺と改名しました。中興開基は足利尊氏の父 貞氏で、没後、ここに葬られました。

室町時代は境内に23もの塔頭を持つ大寺院でしたが、現在は総門、本堂、客殿、庫裡が残っているだけです。また、本堂の後ろにある鎌足稲荷神社は、鎌倉の地名の由来になったと言われています。

天正年間(1500年代)に僧が一同に茶を喫した喜泉庵を、平成3年(1991年)復興し、枯山水庭園を鑑賞しながら抹茶を堪能することができます。


住所・連絡先

住所
電話番号
交通
ホームページ
神奈川県鎌倉市浄妙寺3-8-31
0467-22-2818
JR横須賀線 鎌倉駅から 京急バス浄妙寺下車 徒歩2分


感想

平成の初めに枯山水庭園を造った、鎌倉の浄妙寺に行ってきました。

門をくぐると本堂まで一直線の延段があり、延段の両脇にセンスのよい植栽があります。本堂の前は園路がクロスした芝庭となっており、寺院としてはモダンなつくりになっています。

本堂の上は、庭と言うよりガーデンと呼んだほうがいいような明るく踊るような園路があり、目を楽しませてくれます。また、枯山水庭園をもつ茶堂 喜泉庵は、一転して強烈な和のたたずまいを醸し出しており、静寂、侘び寂びの空間と心を調和させてくれます。

また、寺院の上には「石窯ガーデンテラス」という古い洋館を改装したカフェ&レストランがあり、女性には人気の場所となっています。さまざまな顔を持つ場所ですね。


写真(クリックすると拡大します)


浄妙寺庭園 浄妙寺庭園 浄妙寺庭園

山門

本堂

モダンな本堂前園路

浄妙寺庭園 浄妙寺庭園 浄妙寺庭園

野趣的な植栽

園路

喜泉庵

浄妙寺庭園 浄妙寺庭園 浄妙寺庭園

喜泉庵の延段

枯山水庭園

枯山水庭園

浄妙寺庭園 浄妙寺庭園 浄妙寺庭園

枯山水庭園

手水鉢

水琴窟

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造園メニュー

岡山 太陽のそばの果樹園
〒716-1131
岡山県加賀郡吉備中央町上竹688-2

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