東京都庭園美術館

東京都庭園美術館

概要

昭和8年(1933年)に建てられた旧朝香宮邸(朝香宮殿下は久邇宮家第八王子、妃殿下は明治天皇第八皇女)は、戦後、外務大臣・首相公邸、国の迎賓館として使われ、昭和58年(1983年)に美術館として一般公開されました。現在はリニューアル工事のため、残念ながら休館中で、平成26年度中に再開いたします。

一部内装の基本設計はフランスの装飾美術家 アンリ・ラパンが、実務設計は宮内省内匠寮(たくみりょう)工務課技師の権藤要吉らが分担して行いました。内部装飾は20世紀初めの最も先進的で最後の装飾美術であったヨーロッパのアール・デコ様式を取り入れています。建物の規模は地上2階(一部 中3階)、地下1階。建築面積1,048.29㎡の鉄筋コンクリート造りです。

庭園は、桜に囲まれた芝生庭の西洋庭園、回遊式の日本庭園、彫刻が点在し、芸術が楽しめる芝生広場に別れています。

住所・連絡先

住所
電話番号
交通
ホームページ
東京都港区白金台5-21-9
03-3443-0201
JR山手線 目黒駅から 徒歩7分
http://www.teien-art-museum.ne.jp/

感想

シロガネーゼで有名な白金台にある東京都庭園美術館に行ってきました。残念ながら、美術館は閉館しており、アールデコ内装の建物に入れなかったのは残念でしたが、庭を楽しんできました。春の陽気の良い日でしたので気持ちよく散策してきました。

美術館の建物の横を抜けると芝生広場に入ります。ここは彫刻が点在した芝生の広場で、大きい彫刻はまったく無く、かわいらしい彫刻を子供と楽しめるような広場です。人のいないウィークデーに、彫刻の撮影もいいかもしれません。鋼製の灯篭は初めて見ました。

西洋庭園も芝生広場の続きのような場所で、サクラに囲まれています。このサクラは明治45年(1912年)に東京市がワシントンに寄贈した3,000本のサクラの苗木です。

日本庭園は池を中心とした回遊式庭園で、小規模ですが狭さを感じさせません。滝口に沿って登る築山に登ると景観は開けていませんが、深山に来たような錯覚さえ感じます。茶室「光華」を木々の隙間から見る景は感嘆に値します。

写真(クリックすると拡大します)


入口

美術館

庭園入口

彫刻が庭に

風(安田侃 作)

芝生広場と旧東京都迎賓館

鋼製の灯篭 珍しいですね!/p>

西洋庭園

西洋庭園

日本庭園

茶室「光華」

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造園メニュー

岡山 太陽のそばの果樹園
〒716-1131
岡山県加賀郡吉備中央町上竹688-2

園主写真



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