旧観自在王院庭園

旧観自在王院庭園

歴史

観自在王院は、平安時代末期 奥州藤原氏二代の基衡の妻が建立したとされており、また、阿弥陀如来を本尊としているので、阿弥陀如来の別名である観自在王如来から観自在王院の名が付きました。
現存する建築物はありませんが、 元亀4年(1573)の一揆で焼失した大阿弥陀堂、小阿弥陀堂、鐘楼、普賢堂跡の礎石が発掘されており、往時の姿を想像させてくれます。また、西側にある毛越寺の弁天池を水源として、遣水を経て舞鶴が池へと引きこんでいることが昭和の発掘調査でわかりました。
阿弥陀堂の四壁には京都の霊地名所である八幡の御放生会、加茂の祭、鞍馬、醍醐の桜会、宇治の平等院、嵯峨、清水などの7ヶ所の情景が描かれていたと伝えられ、このことから京文化への強い憧れが感じられます。
昭和48年から53年度にかけて庭園跡を含む敷地全体の修復・整備工事が行われ、現在の姿が再現されました。特別史跡・名勝


住所・連絡先

住所
電話番号
交通
ホームページ
岩手県西磐井郡平泉町平泉字志羅山地内

JR平泉駅から 徒歩14分 車3分
http://hiraizumi.or.jp/sightseeing/kanjizaioin/index.html

感想

毛越寺の横にある史跡。広い芝生と池しかありません。発掘調査以前は田んぼだったらしく、近年、史跡としての価値に気付き、再整備されたようです。舞鶴が池の中に中島があり、木橋で渡れます。この中島も往時の姿ではないとのことです。 無料で開放されていますので、基衡夫妻の功績を尋ねる意味で、毛越寺の帰りに寄ってみましょう。


写真(クリックすると拡大します)


入口

庭園前の景

舞鶴が池

舞鶴が池と滝石組

舞鶴が池

舞鶴が池

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造園メニュー

岡山 太陽のそばの果樹園
〒716-1131
岡山県加賀郡吉備中央町上竹688-2

園主写真



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