水前寺成趣園

水前寺成趣園

歴史

水前寺は、寛永9年(1632)熊本城主細川忠利が創建しましたが、その後、寺院は別の場所に移され、跡地に忠利の別荘と庭園が造られました。造園は4代城主光尚、5代城主綱利と引き継がれ、80年の歳月をかけて完成しました。作庭者は細川家茶頭の萱野甚斎を中心に数人いたといわれています。

「成趣園」の名は、陶淵明の詩から採られ、阿蘇の伏流といわれる清冽な湧水は成趣園最大の特色です。広大な池泉の周囲に、東海道53次の景観を模して造られている大池泉回遊式庭園です。富士山形をした築山を中心に芝生敷の築山が連なり、広大な池泉には大きな中島が南北に3つあり、これらを沢渡でつないでいます。

池泉正面にある茅葺の茶屋「古今伝授の間」は、大正初期に桂離宮から移築されたもので、初代細川幽斎が慶長5年(1600)、御陽成天皇の弟桂宮智仁親王に「古今和歌集」の秘伝を伝えたことからその名が付きました。また、園内にある出水神社は、明治10年(1877)西南の役で熊本が焼け野原になり、旧藩主を敬い慕っていた旧藩士が藩主の御霊を祀るため細川家に関係の深いこの地に社殿を創建しました。面積60274㎡。国指定名勝、史跡。


住所・連絡先

住所
電話番号
交通
ホームページ
熊本県熊本市中央区水前寺公園8-1
096-383-0074
熊本市電 水前寺公園駅下車 徒歩3分
http://www.suizenji.or.jp/index.html

感想

富士山を模した芝山で有名の水前寺成趣園に行ってきました。

園内に入るといきなり眼前に池泉と富士山が見えてきます。最初から惜しげもなく、最高のビュースポットで出迎えてくれます。園内を散策するのですが、東海道53次の景観がどこなのかさっぱりわかりません。最初の橋が日本橋なのでしょうか?

ここは散策するにはちょうどいい広さです。最後に古今伝授の間で池泉や富士山を見ながらお茶をいただくのはなんとも言えずおだやかな気持ちにさせてくれます。ただ、売店の呼び込みがうるさいのは、このような庭園では少し興ざめますね。


写真(クリックすると拡大します)


水前寺成趣園 水前寺成趣園 水前寺成趣園

入口

池泉と富士山

水前寺成趣園 水前寺成趣園 水前寺成趣園

池泉

中島

出水神社

水前寺成趣園 水前寺成趣園 水前寺成趣園

細川忠利像

富士山

古今伝授の間と池泉

水前寺成趣園 水前寺成趣園 水前寺成趣園

池泉

古今伝授の間

古今伝授の間

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岡山 太陽のそばの果樹園
〒716-1131
岡山県加賀郡吉備中央町上竹688-2

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