萬福寺庭園

萬福寺庭園

歴史

時宗益田道場・清瀧山・浄光院萬福寺は、平安時代に天台宗の寺院として建立され、益田川の右岸にありましたが、万寿3年(1026)の大津波により崩壊してしまいました。その後、小庵を建て、法灯を守り、元応9年(1319)、遊行4代呑海上人によって時宗の道場になりました。

応安7年(1319)、益田七尾城11代城主 益田兼見が現在の位置に再興し、萬福寺と改称して菩提寺としました。文明11年(1479)、15代城主 益田兼尭が雪舟を招き、本堂の後ろに庭園を造らせました。

芝生で覆われた庭は、須弥山世界を象徴した石庭で、須弥山石を中央にして、右はやや暗い築山があり、枯滝もあります。左は平坦で非常に明るく造られており、明と暗のコントラストの違いが印象的な庭となっています。国指定名勝・史跡


住所・連絡先

住所
電話番号
交通
ホームページ
島根県益田市東町25-33
0856-22-0302
JR山陰本線 益田駅から石見交通バス折戸下車 徒歩3分
http://www13.ocn.ne.jp/~mannyou/

感想

雪舟が作庭した、山陰の名庭 萬福寺に行ってきました。

国の重要文化財である本堂の裏に回ると、鮮やかな緑の芝と心字池、奥には力強い石組が眼前に広がります。水墨画のような、圧倒されるような威圧感はまったく無く、なにか明るい、心地よい、落ち着く感じがしたのは意外でした。植栽も最低限しか無く、いっそう石庭を引き立たせています。山陰の庭巡りには欠かせない庭ですね。


写真(クリックすると拡大します)


萬福寺庭園 萬福寺庭園 萬福寺庭園

入口

本堂

庭園

萬福寺庭園 萬福寺庭園 萬福寺庭園

庭園

須弥山石組

枯滝

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造園メニュー

岡山 太陽のそばの果樹園
〒716-1131
岡山県加賀郡吉備中央町上竹688-2

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